今年は春の訪れが遅いようである。それでもいつかは桜が咲き、暖かい春がやってくる。いつ咲くかは気にしなくて良いと思う。咲いた花が美しく、それを喜びあえればよいじゃないのかな。桜前線は北上し、被災地にもきっと桜の便りは届く。5月、サラブレッドが育つ南北海道に桜が咲くころ、僕の住むところでは、半袖に風が気持ちよく通り過ぎることだろう。
と、ポエムしている場合じゃないのは確かなのである。桜が咲くのと同じにするのはどうかと思うが、春のG1もやってくる。また胸突き八丁の日々がやっくるのだ。でも、これも幸せである。予想し馬券を買い、一喜十憂できる。ギャンブルである以上、きれいごとだけでは済まないが、ひと時の刹那を楽しめる「ゆるさ」を携えて楽しみたいと思う。
さて、先日、さんざんアルコールで体内洗浄しているにもかかわらず、生涯初インフルになってしまった。高熱は出るし、うつしたらいかんので仕事もできず、優駿をよんで寝ていたら夢にサンデーモーニングの張本さんが登場、なぜか僕は競馬エイトで予想しながら張本さんを見ていて、「これは喝でるぞ~」なんて吞気なことを言っていた。それ以外は大きな盛り上がりはなかったのか覚えておらず、目が覚めた。優駿、張本、競馬エイト。これは啓示だ。張本さんと言えば「ヒットの延長線上にホームランがある」を地で行ったすごい選手である。「そうか、やはりこつこつと単打を狙い、率を上げることが基本なんだ」と変に納得し、その週末、まだインフルが完治しておらず、外に出られないので土日で40レースを単打狙いで買ってみた。予想スタンスは「軸を定め、馬連5点流し、基本人気サイド」である。基本人気サイドと言うのが説明しにくいが、新聞の印が散っていれば「一発狙ってみるか」とスタンスを広めに構えたのである。結果は獲って損のレースもあったが、10レース的中(的中率25パーセント)、そのうち二つは長打狙いの二塁打クラスが入って、回収率110パーセントであった。長くなってきているので後は割愛するが、今シーズンは「張本馬券」で行くことに決定。
で、お待たせしました、待ってなくても始めるが、ここからが本題のスプリンターズステークスの予想である。
中京が大改装で、直線が延び、坂を設けて、今までの「小回り平坦」でなくなってデータもリセットしなきゃいけない部分はあるが、ガラッと変わるかとういとそうでもないのじゃないのかな。阪神も東京も改修があって桜花賞やダービー、秋天も大きく変わると言われたが、変わっていない部分のほうが多かった。
さて、過去10年、3角先頭で押しきり勝ちが5回、ケツからまくったデュランダルが数値を下げているものの、勝ち馬の平均位置取りは3角5.8、4角5.4である。前後半3ハロンのタイム差は不良の2回を除き平均1.3でこれより大きくなると、勝ち馬の平均位置取りは若干前目になる。タイム差が0.8で押しきり勝ちの10年は10番人気、ノーマークの楽逃げ、1.4でケツからまくった03年のデュランダルの稀代の鬼脚を度外視すると、「前半が早くなればなるほど勝ち馬は前から、遅くなっても追い込みは決まりにくい」となる。
今年、ハナはエーシンダックマンだろう。この馬、前走は前半33.4で7着。前前走34.1で2着。騎手も乗り変わりなし。つついてくる馬次第だができるだけペースは落としたい。となると、勝ち馬の平均位置取りの数値は上昇する。過去10年平均の3角5.8プラスとみた。
本命はカレンチャン。前走案外は道悪と言うより香港帰りで仕上がり途中。中位より前目の外寄りでいける絶好枠も味方に、直線押し切る。
対抗はグランプリエンゼル。カレンチャンを見ながらいける脚質と枠、道悪も得意。
3番手はロードカナロア。乗っている福永Jの手綱捌き次第だが、一番荒れている所を通らざるしかない枠と脚質はマイナス。
4番手はジョーカプチーノ。左回りのほうがスムーズに走る。出遅れて位置取りが後ろになるときついが、内田Jも2戦目だしうまく出すだろう。
穴はサクラゴスペル。東京で2連勝。1600万勝ったばかりで格は落ちるが道悪もこなしそうで要注意。
もう一頭はエーシンダックマン最内は伸びると言うので、スイスイいければ勝ちきれなくとも2着に踏ん張るかも。
買い目:馬連10→14、1、16、11、9(100%)
さて、張本馬券の初陣やいかに?